ザリガニデザインオフィス

Webサイトで仮想通貨をマイニング

2018.04.02追記:公式サイトがnot foundになったので、サービスは終了した模様です。そのため、この方法ではマイニングできません。

2018.01.18追記:1/28現在スクリプトのエラーが出て機能していません。

Coinhiveを使った方法はこちら

このページではご覧のPCのパワーを少しお借りして、仮想通貨をマイニングしています。

同意頂ける方は右下のポップアップのI agreeを押してください。

Inwemoというサービスを使えばサイトにスクリプトを埋め込むことで、閲覧者のPCのリソースを仮想通貨の仮想通貨のMoneroモネロ(XMR)のマイニングに回せます。もちろん、勝手にリソースを使われるのは気分が良くないので、同意が必要になります。

ちなみに、世の中には勝手にマイニングするサイトもあるようです。

やりかた

Inwemoのサイトにアクセスします。

 

右上の「LOGIN / SIGNUP」から登録できます。

E-mailかGoogleアカウントか、GitHubアカウントから登録できるようです。自分はE-mailで登録しました。

ログイン後ダッシュボード画面の「Add Website」からマイニングをするサイトを登録できます。

入力する際には「http://」はいらないようです。

入力するとIDが生成されます。そのIDをページ下部にあるスクリプトの「YOUR_WEBSITE_ID_HERE」の部分と書き換えて、ページに貼り付ければOKです。

で、儲かるの?

はっきり言って、うちのような大したことないサイトでは儲かりません。ダッシュボード画面右下の$マークから換金ができるようなのですが、0.3XMRに達しないと換金できません。また、25%が手数料としてInwemoに天引きされるので、75%が取り分です。

Inwemoのトップページには見込み額を算定するフォームがあるのですが、仮に全ページにスクリプトを埋め込んで、当サイトの最近の1日訪問者数と平均滞在時間を入力したところ、ひと月あたり0.08USD(≒9円、Monero,USDとも記事作成時のレート。以下同様)でした。

電気代などはユーザー持ちなので、単純に考えると運営者側はコスト0で儲かるのですが、当サイトの場合は訪れるユーザーのリソースを頂戴してまで儲けたいか、ということになりそうです。むしろ、ユーザーの寄付に近いでしょうか。

ただ、大規模サイトでは話は変わってくる

一日に何千人にも訪問者もあるサイトでは状況は違ってくるでしょう。仮に5000人/日、平均滞在時間が1分だった場合、月約4USDになります。たかが4ドル、されど4ドル、訪問者と平均滞在時間の積に金額が比例しますから訪問者と滞在時間がそれぞれ倍になれば4倍16ドルになります。何もせず定期的入ってくるお金としてはいいんじゃないでしょうか。

懸念される問題

上記のように、ユーザーの同意なくマイニングを行っている場合は道徳的な問題とぶつかることになるでしょう。この手のスクリプトは他にもあり、coinhiveは埋め込むだけで自動的にマイニングをするので、自身で別途通知の旨を作らなくてはいけません。もちろん、黙ってやりたいのであればこっそり埋め込んでおけば良いです。そして、多くのユーザーはそのスクリプトが埋め込んであることは分からないでしょう。

他にも、滞在時間を長くするために余計な処理を入れるなど、ユーザーにとって不利に働くかもしれません。例えば、アプリなどである、30秒の動画広告を見せつつ、裏でマイニングを行うなどのテクニックも考えられます。

このあたりの問題は、既存の広告商法の問題と同様でしょう。コンテンツを提供する対価として広告を見せるか、PCのリソースを頂くか、あるいはその両方か、バランスは難しいでしょう。

最後に

まぁ、仮想通貨が暴落したら、元も子もないんですけどね。