画像の重要性
素材は大事です。
画像を全く使わないWebサイトは滅多にないんじゃないでしょうか。画像は文字よりも伝える情報量が多く、風景や場面などは言葉よりも画像が有効です。百聞は一見にしかず、ですね。
その分、ユーザの印象も大きく左右させるのも画像です。全体のテーマやデザインに合っていなかったり、クオリティが低かったりすると全体のイメージを悪くしかねません。
そこを何とか工夫するのがデザイナーの仕事でしょ?
そう言われるとそうなのかもしれませんが…。例えば安くてマズイ肉の場合、調味料に漬けたり、香辛料を利かせてたりして上手く調理します。画像も同じようにエフェクトかけたり、トリミングしたり工夫の余地はあります。しかしあくまで工夫であり、悪く言えばごまかしです。どんなに安売りのお肉を叩いても、松坂牛にはなりません。
良質な画像素材が持つ効果
では逆に良質な画像素材の場合はどうでしょうか?カッコ良い写真をドーンと大きく使うことでスタイリッシュな印象を与えることが出来ます。ジューシーな画像を使えば、食欲をそそるサイトを作ることもできるでしょう。
ワードプレステンプレート販売サイトなどはその点、画像にこだわっていると思います。デモサイトでは、いかに自分たちのテンプレートが素晴らしいものなのかを伝えなくてはなりません。ユーザに自分たちのテンプレートを使うことで、あなたもこんなWebサイトを持てるというイメージを抱かせないといけません。
このように、画像を効果的に使うことでユーザの購買意欲を高めているのです。(余談にはなりますが、ワードプレスのようなブログテンプレートが画像に依存しすぎていると、運用していく時も画像のクオリティを求められることになります。そうでないと、実際に運用してみたら、あれ見た時と違う、ってなるかもしれません。)
良質な画像の入手方法
では、良質な画像をどのように手に入れるかですが、一番良いのはプロに頼むことです。写真にせよ、イラストにせよ、コンセプトにあったものを作ってくれるでしょう。餅は餅屋です。ただし、当然のことながら高いです。もし知り合いにその趣味の方がいれば、(ちょっとお礼をして)やってもらうのも良いでしょう。
難しい場合は素材サイトを活用しましょう。それもできれば有料の方が良いです。タダで良質なものが手に入れば良いですが、そんなに世の中は甘くないです。
素材サイトのコスパ
「画像素材なんかにお金なんか払ってられないよ」という声もありそうですが、果たして高いでしょうか?
確かに、アマナイメージズやアフロは高いです。報道写真なども扱うのでそれなりの値段になるでしょう。そこまでのものを求めない場合、Pixtaなどで手頃な値段でそれなりの品質の画像が手に入ります。幸い、Webでは印刷に比べてそこまで大きなサイズの画像を使わないので、高い大判の画像でなくても済みます。3000〜5000円程度で良質な画像が手に入るのです。
1枚3000円を高いと見るか安いと見るかは人それぞれですが、3000円でユーザの印象をグッと掴めるのであれば特別高い投資でもないんじゃないでしょうか?
Webサイトの投資
とにかく金を掛ければ良いというものでもありませんが、Webサイトは看板でもあります。ユーザの信用を失っては元も子もないので、適切な投資をし、上手にアピールすることが大切です。それが